Love Love for you!

限られた愛と時間を 両手に抱きしめる

SHOCK[3/5昼]を観てきました。

ころころ転がり落ちるようにジュニアにハマり始めて早1年。その中でも岸優太くんのことを担当として本気で応援していきたいって決めて約4ヶ月。なんとわたしは一人で帝国劇場まで来てしまった。舞台なんて高いし、ていうか札幌からなんて遠くて行けないし、バイトしてるわけでもないし、と最初から諦めていたはずだったのに。気づいたらお年玉の残りがいくらあるか数えてみたり、学校が休みの日はいつか調べたりしていた。そして親の反対をなんとか押し切り、ついにここまでやってきた。

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岸くんはジュニアとして色々なお仕事をしているけど、多分その中でも特に大きな存在となっているのがこの舞台「Endless SHOCK」だ。一度見てみたい、一度でいいから生で見てみたい、と前から思っていたけれど、もしかして今しかないんじゃないか。今のきしくんが本気で挑む舞台を、いま、自分の目で見ておくべきなんじゃないか、と。そんなふうに思った。わたしは5〜6年くらい前からあらしファンをやっているが、正直な話「国民的アイドル」としてある程度安定したポジションを得たあとの彼らのことしか知らない。だから、こんな気持ちをもったのは初めてだった。不安定な立ち位置のまま戦い続ける一人のアイドルの「今」を、自分の目で生で見たい。そんな漠然とした、でも強い想いに突き動かされて、一人でこんなところまでやってきたのだ。

元々お客さんの年齢層高めの舞台なんだとは思うが、平日の昼なこともあってか本当に女子高生なんてわたし一人しかいないんじゃないかレベル。さらに隠せないわたしの田舎者オーラ。無駄に緊張して吐きそうになりながらも周りの女性たちに混じって写真を撮り、開場待ちの列に並ぶ。ドキドキが収まらないまま帝国劇場に足を踏み入れ、挙動不審一歩手前の足取りでグッズを買い終える。そんなこんなでどうにか席に着き、舞台は始まった。

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結論から言うと、来てよかった。本当にぎりぎりのスケジュールだったしチケットグッズ交通費で全財産使い果たす勢いだし親にも反対されてたんだし、と来る前までは何度か後悔しかけたけど、やっぱり今、この目で観ることが出来て本当に良かったと思った。とにかく圧巻の舞台だった。





ここからしばらく備忘録的な感想。
幕間と終わってすぐに書き殴ったメモのまとめ的なもの。

・1階後列だったけど、肉眼でも全然見える!(というか双眼鏡のピントがうまく合わなくて逆に見づらかった笑)ユウタも結構すぐ見つけられた。ドームレベルの豆粒に慣れててよかった!←
・千秋楽のシーン。梯子に上ってヤラにほっぺ触られたりめっちゃ頷いてるユウタかわいい。
・モロとぎゃーぎゃー喧嘩(?)してタカに止められる。モロの胸元掴んでぐわんぐわん揺らしたり頭べちべち叩きまくるユウタかわいい。
・ユウタかわいい。
・パーティ(?)のシーン。ダンス激しいから何回もオレンジのパーカーの裾絡まりそうだったり肩からずり落ちたりする。
・ユウタ、モロにだいしゅきホールド!ハグっていうかもう飛びついてる。かわいい。
・ソリタリ(?)。福越が女ダンと絡む踊りの色気がやばくてやられた。途中でユウタ見失う。悔しい。
・ジャパネスク。結構楽しみにしてたシーンなのに動きが激しくて思いっきりユウタ見失う(笑)その分全体像をしっかり見れた、殺陣が圧巻だった……口ぽかーんとして見てた。途中でやっと何回かユウタ見つけたけど、狂気に満ちた笑い声叫び声が凄かった…
・Dance!最高。タップもソロパートも良かったしダンスも好きな感じだった。
・福越のたすき掛けカッケーーーーー
・福ちゃん結婚してくれ
・モロはどこにいてもめっちゃモロ。キャラクター確立してて良かった
・Higherがもうやばい。鳥肌。メモに「もうきしおまえだれ」って書いてある(笑)
・ユウタ「こーちゃんおかえり…」コウイチ「あーーかわいい!噛まずに飲み込みたい!!」わたし「わかる」
・コウイチ「でももう俺より身長高い!」に「えっ!」て感じで自分の頭おさえるユウタかわいい。
・和太鼓超かっこいいいい!光一さんフライングあんまり見れなくてごめん
・カテコ。説明しにくいけど、普通の拍手と片手上にしたおにぎり拍手を交互にやるかんじでパチパチするきしくん。謎。
・最後の最後、皆が客席に手を振ったりする中リズムに合わせて大きく手拍子し続けるきしくん。手拍子にあわせて頭も振り始める。謎。

とまあこんな感じ。




ユウタに関してもう少し書くと、まずびっくりしたのが顔。演技ではあるけどめちゃくちゃ笑顔でころころ表情が変わるし、本当に楽しそうに踊ってたなあと思う。あと、背もちっちゃいし末っ子キャラで可愛いところはすごい可愛かったけど、それと同じくらい、繊細なお芝居が印象的だった。コウイチとヤラの関係に亀裂が入ってから、他の人たちは場面場面ですぐに皆でコウイチに駆け寄ったりヤラを追いかけていったりするんだけど、ユウタはそうじゃなくて。きっとコウイチとヤラ両方が大事だから、完全にどっちかの味方になることができずに板挟みになっている感じ。皆がヤラを追っていった後も一人立ち止まってコウイチの方を気にかけるところとか、その逆で一人だけヤラの方を見ていることとか。二人の対立を見ていられなくてすぐに後ろを向いてしまったり項垂れていたり、誰よりもちょこちょこ動いて何度も何度もなにか言いたそうにしててでも何も言えなかったり、そんな揺れ動く気持ちの演技がとても印象に残っている。去年までを知らないから分からないけど、2014年色んな新しい経験をして表情の幅が広がったんじゃないかなぁなんて思ったりもした。

どちらかというと小柄なユウタだけど(特に福越やのんちゃん岸1と並ぶとサイズ感がだいぶ可愛らしい)、長い手脚を思いっきり広げて踊るところがとてもユウタらしくて好きだなあと思った。あと、序盤の方と二幕の最初あたりではなんとなく踊り方が違う感じがしたんだけど、曲に合わせてだったりその時のユウタの心情で踊り方も変えてるんだろうか。

そして最後の涙。噂に聞いてはいたが、思っていた以上の号泣っぷり。何かの雑誌には「達成感から出た涙なのか」なんて書かれていたし、わたしも最初にレポを見たときは感極まったのかな〜にしても毎日ってすげえな〜くらいに思っていたけど、全然違った。あれは岸くんじゃなくて、ユウタとして流した涙だよね。子供みたいに顔ぐしゃぐしゃにして泣きながら歌う姿にどうしようもなく心を奪われてしまって(そのとき明るくてやっと双眼鏡のピント合った)、何故か目が離せなかった。最後は全体見たかったのに、双眼鏡を持つ手を下ろせなかった。多分あのステージの上にいたのは岸くんのようで岸くんじゃない、最初から最後まで彼はユウタとして生きていたんだというのをそこで一番強く感じた。


…と、ここまでユウタの話ばかりしたけれど、SHOCKという舞台自体がほんっっっとうに素晴らしいもので。キャスト全員が本当にかっこよかった。この舞台をずっと守り続け、さらに進化させ続けている光一さんとSHOCKカンパニーはただただ凄いと思う。

今年で15周年、2000年から続く歴史ある舞台。ってことは始まったときわたし1歳だよ(笑)まだわたし16年しか生きてないのに、こんな最高のエンターテイメントに出会っちゃっていいのかな?ちょっとわたし幸せすぎない?


本当に、来てよかった。今このときに、しっかりと目に焼き付けてくることが出来てよかった。もしこれからまたSHOCKを見る機会があったとしても、きっと今日ほどの新鮮な驚きと感動はもう二度と感じられない。今日のこの気持ちはずっと大事にしていたいなあ。終わってからもとても満たされた気持ちで、涼しい風を感じながら歩く有楽町の道とか空港へ向かうモノレールからの景色がやたらと綺麗に見えたりなんかして。本当に良い経験が出来ました。

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おまけ。

ジャニショの買い物を10分で済ませるという快挙により時間に余裕が出来たので、日比谷有楽町ふらふらしてみましたの巻。

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クリエも拝んできたよ!