Love Love for you!

限られた愛と時間を 両手に抱きしめる

コトノハ


今日このブログを書くにあたって、改めて櫻井翔という人間について少し考えてみた。彼を語る上で欠かせないキーワードのひとつにはやっぱり「言葉」があると思う。


大学の後輩でプライベートでの交流もあり、翔くんを"兄貴"と慕うSexy Zone菊池風磨がこんなことを言っていた。

  • 初めて「紅白歌合戦」に出場したときに、「入れすぎの気合くらいで充分だ」って言ってくれて、めっちゃ緊張してたんですけど、これでいいんだなって思えたからこそ、全力でハジけられました!
  • (FNS歌謡祭で)舞台裏で翔くんが声をかけてくれたり、本番直前にうなずいてくれるのを見て、"イケるな!"って安心してできました。
ありきたりな言い方ではあるが、翔くんの言葉が風磨を勇気づけたのだ。彼を慕う後輩たちからは似たようなエピソードをいくつも聞いたことがある。

「あの時、翔くんがこう言ってくれたから」「あの時、こうしてくれたから」

こんな言葉を何度も耳にした記憶があるのは、きっと私だけではないはずだ。




最近で一番印象深いのは、先日の「アブナイ夜会」でのこと。生田斗真がゲスト出演した回だ。

当時一緒にジュニアとして踊っていた仲間たちの中から「嵐」が結成されたが、彼はデビュー出来ずに取り残される側だった。溝が出来たようで、負けたような気がして嫌だったと言う。

翌年開催された嵐のファーストコンサート、最後の挨拶で翔くんはこう言った。

「すべてのジャニーズJr.にありがとう」

その後斗真のもとへ行き、小さな声で「斗真、本当にありがとう」とも。

それがすっごい嬉しくて、感謝している、と語る斗真の横で、翔くんは笑いながらもうっすら滲んだ涙を拭っていた。こんなバラエティ番組で涙を見せるなんて、正直驚いた。でもあの涙は何だろうと考えたとき、安堵なのかなとわたしは思った。

取り残される側は勿論、仲間を置いてデビューする側にだって複雑な感情が渦巻いていたに違いない。そんな中で放った言葉に対して、15年の時を経て直接「感謝している」と言ってもらえたのが、どれほど嬉しかったことか…(単に歳のせいで涙脆くなったとも思ってはいる)

大丈夫。あなたの言葉は、ちゃんと伝わってるよ。伝わってたよ。

そう思うと、なんだかわたしまで涙が出そうになってしまったものだ。




翔くんは、欲しいときに一番欲しい言葉をくれる人だ。


これは、後輩に限らず、わたしたちファンにとってもそうなのだと思う。

ここ数年だけを思い返してみたって、翔くんが言っていることが考えていることが全然掴めなくてもどかしい気持ちだった時期はあった。

だけど、それを上回るだけの嬉しい言葉や求めていた言葉をくれたのも翔くんだったよね。時に誤解されることをも恐れず、真っ直ぐわたしたちに想いを伝えてくれる。ラップ詞もそう。

そんな彼だから今までわたしは着いてこられたし、ずっと大好きで尊敬する人だ。

彼の唇や彼の指先から紡がれる言葉たちを信じていけば、きっと間違いない。これからもそう思わせてくれる人であってほしいと願うばかりです。



翔くん、お誕生日おめでとう!

33歳のあなたの日々が、素敵なものでありますように。

いつもありがとう。


2015.1.25